原子核分裂反応

原子核分裂反応は原子核反応の一種で、原子核は質量数が中位のものが最も安定していますが、ウラン235のように質量数が高すぎると、中性子が衝実すると二つの原子核に分かれ、同時に中性子も2.5個くらい放出されます。この放出された中性子が次の原子核に当たるとそれを分裂させ新たな中性子が生じます。こうして原子核を次々に分裂させていくことができますが、このように原子核が2つに分かれる現象を核分裂反応と言います。核分裂反応の際には膨大なエネルギーが発生しますが、これを利用して原子爆弾や原子炉が作られます。核分裂物質としてはウラン235の他にプロトニウム235も使われます。

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